上智大学 ロシア・ユーラシアの国際関係B 期末レポート

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    資料紹介

    上智大学の開講科目、ロシア・ユーラシアの国際関係Bの期末レポートです。冷戦期におけるチェコスロヴァキアの情勢について論じています。

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    ロシア・ユーラシアの国際関係B
    期末レポート

    冷戦期におけるチェコスロヴァキアの情勢

     私は学期中に行ったプレゼンテーションで、冷戦期におけるチェコスロヴァキアの情勢について発表した。中でも、その時期に起こった「プラハの春」と「ビロード革命」を中心に扱った。このレポートでは、プレゼンテーションでは紹介しきれなかった出来事や、他の国々の動きに関しても着目し、考察していきたいと思う。
     ソ連では、1953年にスターリンが亡くなってからフルシチョフが第一書記の座に就いた。そのフルシチョフは1956年から「スターリン批判」を行い、スターリンの独裁と恐怖政治を暴露し、「非スターリン化」を行った。当初フルシチョフが1956年2月25日に行ったスターリン批判演説は、活字で公表されず、限定的に知られていたことだったが、後にアメリカ国務省が公表したことで知れ渡った。この影響は、ソ連国内だけでなく、東欧諸国やアジアの社会主義陣営にも広まり、各地で民主化を目指す動きがあった。もちろん、チェコスロヴァキアも例外ではない。このスターリン批判後におけるチェコスロヴァキアの民主化運動を「プラハの春」と呼ぶ。スタ...

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