明星大学 通信教育部のPA3120の1発合格レポートになります。
1単位目+2単位目(計4課題)セットにしてあります。
以下、レポートの評価になります。
1単位目)
1.特別活動と総合的な学習の時間の必要性と意義について、一定の認識があります。
テキストと学習指導要領に示されている部分の双方も意識していると思います。
実際の実践例などからもアプローチを展開しておけば、より理解が深まるでしょう。
2.両者の共通点と相違点について、独自の視点も加味させながら整理してくれました。
理念や内容の整理だけでなく、それぞれが学校に導入された経緯の相違も大切です。
共通する面と相違する面を十分に把握しておけば、教育計画と展開をより効果的に進めることが可能となるはずです。
2単位目)
1.具体的な視点および自分の学級ということを意識しながら、記述を展開してくれました。担任として学級活動や学級経営・人間関係作りにどのように関わったら良いのか、考えている様子です。自分の学級経営観との関係なども意識しておくと、より深まるかと思います。
2.各事項とも文献などで調べたと思います。記述内容も充実しており、理解が感じられます。探究の漢字変換が、探求になっている箇所が有りましたね。
これらの事項が学校教育において、なぜ必要とされるのか、そのあたりも考察しておくと良いでしょう。
※注意
・そのまま引用はせず、あくまで参考にしてください。
〈1単位目①〉
教科外活動について学習指導要領では、教科外活動では集団生活や人間関係づくり、人間としての生き方、課題解決の手順など様々な生活の知恵を習得できると示している。教科外活動の学習指導要領の基本方針としては「社会に開かれた教育課程を重視すること」「育成を目指す資質・能力の明確化」「主体的・対話的で深い学び」等が挙げられている。この基本方針には現代の社会の特徴が関係している。
現代の社会はグローバル化及び情報化の影響や絶え間ない技術革新により変化し続けている。今後は、社会の環境や情勢、日々の生活を取り巻く世界が急速に変化する予測困難な時代となる。このような社会が子どもを取り巻いているため、今日を生きる子どもたちは様々な変化に向き合い、課題を解決し、前に進んでいくような資質や能力が必要となるのだ。さらに、他者と協働・連携し課題の解決に向かう能力や、人間関係を構築するような資質や能力も必要になっている。これらの能力は教科の学習のみで育むことは難しく、教科外での学びこそがこれらの力の育成につながるのである。そこに教科外学習である特別活動と教科外活動の必要性を見出すことができると考える。...