図書館を最大限に活用するため、または利用を円滑にするためにはどういった情報技術に着目し、理解を深めるべきか。自身の意見を含めて論じてください。
はじめに
インターネット等の広範な普及に伴って、公共図書館においてもインターネットを介した様々なサービスが展開され、蔵書検索やリクエスト、貸出の更新など、非来館型サービスが拡充する中、図書館を最大限活用する方法について私は「ICタグ利用」に着目し、特性と評価について述べるものとする。
1.ICタグとは
ICタグとは、発信機と呼ばれる装置から電波を出し、ICタグ側のアンテナで電気エネルギーを受信、そのエネルギーで起電し、ICチップ内に記録されている情報の読み書きを行うものである。 ICタグは情報を記録できるICチップと電波受発信するアンテナで構成されている。図書館向けのICタグは添付1のように、書籍用、CD/DVD用、ビデオ用が開発されている。バーコードと比較すると扱う情報量がに大きな差がある。ICチップは少ないのモノで64バイト、多いモノでは2キロバイト以上の記憶容量を持つ。*1
2.ICタグの特徴
1つ目の特徴に非接触である。2...