【明星大学】 PA1020 教育原理 2単位目 2012年度~ 履修登録者用

閲覧数1,105
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2016年度合格
    【課題】
    1.戦後日本の教育改革について3点を取り上げ、要点をまとめよ。
    2.現在の学校教育の課題について考察せよ。
    【参考・引用文献】
    佐々井利夫・樋口修資・廣嶋龍太郎共著『教育原理』明星大学出版部

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1戦後日本の教育改革についてまとめる。
    まず背景として昭和20年、日本はGHQの占領下となり、教育から国家主義と軍国主義を追放、民主化を図る。また、昭和21年文部大臣田中耕太郎が「国家主義や軍国主義は戦争の元で、結果日本は落ち込んだ」と反省した。そして「民主化、地方分権化、自主性保障」+米国の教育専門家の指導=「戦後教育の再建と改革」とするも後に「国力と国情に合った合理的な教育制度」と再改革する。これらを踏まえて、3点取りあげる。
    最初に学習指導要領は戦後、前記の改革から学校と教師の自主性と創意工夫重視が目的で、米国を例に「参考文書」の性格を持った。後に法的拘束力を持ち「道徳」科目、授業時数が定まり、行事は「国旗と国歌が望ましい」等が特徴的となった。戦前の反省から「教育の中立性、自主性の確保」の下「国民の教育を受ける権利」が保障されるが、教育を施す側の権限の問題もあった。国は反省から、最小限の国家基準を定めた。
    次に教師の環境の変化を見る。昭和24年教員は「教育を通じて国家全体に奉仕する「教育公務員」」となり、給与も安定し一般公務員より優遇された。そして教員の時間外勤務が問題となるも、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。