慶應通信_合格レポート_地学(地球内部の構造)

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    資料紹介

    慶應義塾大学通信教育課程
    総合教育科目「地学」の合格レポートです。
    レポート課題:地球内部の各層の境界面発見の経緯と各層の物質や特徴について説明せよ

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    地学(第2回)
    地球内部の各層の境界面発見の経緯と各層の物質や特徴について

    (1)地殻の構造
    地殻は、地球の表層部に存在する岩石の層であり、海の下の海洋地殻と陸の下の大陸地殻に分けられる。
    その厚さは平均して30km程度であるが均一ではなく、海洋地殻は5km程度、大陸地殻は厚いところで50km程度と、場所によってバラつきがある。
    地殻を構成する物質は、河川の下流域の氷河堆積物や河川堆積物の分析で推測することができる。これは、上流で起きた河川や氷河の浸食を受けたものが下流域で堆積するとすれば、その浸食の深さに応じて、下流域で上下逆転した形で堆積層が構成されていると考えられるためである。
    地殻を構成する物質は、海洋地殻と大陸地殻で違いがみられる。海洋地殻は、堆積物や玄武岩の溶岩が表面を覆い、残りは斑レイ岩が大半を占める、全体としては比較的均一な構造である。これに対し大陸地殻は、表面の堆積物の下が様々な岩石で構成されているが、おおむね1:1の割合で花こう岩と玄武岩が中心的な物質として存在する。

    (2)地殻とマントルの境界
    1909年、ユーゴスラビアの地震学者モホロビチッチが地震波の伝達に...

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