【2021年度】日大通信 国語学概論MB メディア 最終試験 S評価
日本大学通信教育部 国語学概論 メディア授業 最終試験問題と解答例です。
合格することができるよう参考としてください。お役に立てると幸いです。
参考文献:◆『緑の日本語学教本』 藤田保幸著 和泉書院
【2021年度】日大通信国語学概論MBメディア最終試験S評価
1、位相語・隠語・集団語と考えられるものの具体例を2例挙げ、それぞれについて使用場面・集団の性質・意味説明とともに採点者に伝わるように示しなさい。
① アンダースロー/サブマリン
使用場面: 野球
集団: 野球関係者
意味: ピッチャーの投球フォームの一つで、地面すれすれのリリースポイントからボールを斜め上に投げ上げるフォームのことを、アンダースロー(下手投げ)といいます。また、ボールをリリースするときに身体が沈むこと、ボールが下から上に上がってくることから、サブマリン(潜水艦)ともいいます。ただしアンダースローは和製英語であり、メジャーリーグではsubmarineと呼びます。
② サヨナラ
使用場面: 野球
集団: 野球関係者
意味: 野球の9回ウラ、または延長最終回ウラの攻撃で、後攻のチームに決勝点が入ることによりスリーアウトにならずに試合が終了することをいいます。試合終了により帰宅できることから「さようなら」⇒「サヨナラ」と変化しています。サヨナラにより終了した試合のことを「サヨナラゲーム」、サヨナラを決めた...