山形大学の学長が代わり、大学改革が今進もうとしている。国からの交付金は年々減少する中、限られた予算内で魅力ある大学づくりをしなければならない。
大学は外部資金獲得のため、産学連携を進めている。特に工学部と地元企業の連携は進んでおり、地域貢献という意味でも貢献している。しかし、産学連携が進行していても魅力ある大学になることは難しい。
入学希望者にとって一番気がかりである「就職状況」が魅力溢れているかどうかである。
残念ながら、山形大学から有名企業に就職するという話は少ない。もともと学生が「田舎者が有名企業に就職できるわけが無い」と考えていることも事実である。それを含んだ上で大学は「就職に強い大学...