明星大学通信教育部、算数2単位目の合格レポートです。これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸:丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
◆課題
1 敷き詰めることのできる正多角形は正三角形、正方形、正六角形のみであることを、式や表を用いて説明しなさい。
2 0、1、2、3の4枚のカードから3枚を選び、左から1列に並べて3桁の数をつくるとき、偶数となる場合と奇数になる場合の数はどちらが多いか、樹形図を用いて説明しなさい。
(1) 敷き詰めができる正多角形の条件は、1つの頂点に集まる角を自然数個合わせると360°になることである。例えば、正方形の1つの内角は90°であり、それを4つ合わせると90×4=360というように360°になる。同じように、正三角形と正六角形も同じように、60×6=360と120×3=360というように、敷き詰める条件が成り立つということがわかる。しかしながら正五角形では、1つの内角が108°のため、どのように合わせても、360°に合わせることは不可能である。
それでは、なぜ正三角形と正方形、正六角形のみが敷き詰めることが可能であるのかを以下にて、式や表を用いて説明する。
まず、前述の考え方を文字式で表すことからはじめる。
はじめに、n角形は(n-2)個の三角形に分割できるため、内角の和は(n-2)×180°となる。
これは例えば、正方形で考えると、正方形は四角形のため、4をnに代入して、4-2=2となり、つまり正方形は2個の三角形に分割することができる。そして内角の和は同じくnに4を代入して、(4-2)×180°=360°となる。このことから、1つの内角を求める場合は(n-2...