八洲学園大学の図書館司書取得講座の児童サービス論のレポート資料です。
特別な支援の必要な子どもたちへのサービスのレポートになります。
丸写しはせずに参考に使ってください。
レポート評価はBでした。
【問題】
乳幼児サービス、ヤングアダルトサービス、特別な支援の必要な子どもたちへのサービスの中から一つを選択し、以下の問いに答える形でレポートをまとめて下さい。レポート全体の字数は1600〜2000字程度とするが、多少超過しても構わない。
・そのサービスの定義、目的及びサービスの現状をまとめて下さい(800〜1200字程度に収めること)
・そのサービスにおいて特に課題となっていると思うことを一つ指摘し、なぜその課題が重要だと思うのかを説明して下さい。
レポート中で一つ以上文献(図書、雑誌記事、新聞記事、Web上の情報など)を引用することを必須条件とする。教科書の該当章で引用・参照されている文献以外を選ぶようにすること。
タイトル
特別な支援の必要な子どもたちへのサービスの定義、目的及び現状と今後の課題について
1. はじめに
どんな子どもにも「読む」ことができる環境を整えてあげることは図書館の使命である。特別な支援の必要な子どもたちには視覚障害や肢体不自由といった身体的な障害だけでなく知的障害やLD(学習障害)などの発達障害を抱える子どもたちがいる。
2019年に「読書バリアフリー法」が施行されたこともあり、それぞれの状況に応じて、図書館が読む環境を整えていき、子どもたちの成長に合わせて、読む楽しみを教えて、社会で自立して生きていくことが出来るように支援していくことが求められている。
2. LD(学習障害)及びADHD(注意欠陥多動性障害)の学習支援と課題
2016年4月の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(通称:障害者差別解消法)施行により,公立図書館では障害を抱えた子どもたちの学習支援などの場面での「合理的配慮」提供が義務化され、合理的配慮の基礎となる環境整備が求められるようになった。
しかし、LDの中でも特異的に読み書きを困難とする「ディスレクシア」の子どもたちにとって何が合理...