あくまでご自身の作成時の参考程度に留めていただき、丸写しはご遠慮ください
■詳細
・課題内容
本科目におけるすべての内容(スクーリングを含む)を受講後、次に記すテーマより一つ選択して、小論文を作成しなさい、また、引用・参考文献(Webページも含む)がある場合はその一覧表を文末につけなさい。
テーマ①
『私が考える応用音楽学の意義について』
テーマ②
『楽譜に記せることと記せないこと』
テーマ③
『私がフィールドワークを行いたい対象とその方法』
・1,600文字以上2,000文字以内
・提出日:2021年8月
・文字数:1,818文字
・評価:A
提出日:2021年8月22日
授業名 情報音楽論_最終課題
テーマ:「楽譜に記せることと記せないこと」
2
1. はじめに
このレポートでは、楽譜に記されること記されないことに関する自身の考察を
記載する。その前提として、私自身が、ピアノを主として演奏しているため、
楽譜=西洋音楽の五線譜と定義付け、論じていく。
2. 結論・考察
(1) 記されること
楽譜には、作られた曲を様々な人に演奏をしてもらう為に必要な情報が全て
記載されていると考える。それではなぜ、近代のヨーロッパを中心とした記譜
の形態である、五線譜が現代において一般化され使用されているのだろうか。
理由は 2 つあると推察される。
1 つ目は、近代のヨーロッパにおいてピアノを中心とする楽器の出現により、
音高が絶対的なものになったからだ。それまでの音楽は声楽がベースになって
おり、主に四線譜で記されていた。人の声はそれぞれ千差万別であり高低があ
る。その為、歌い出しの高さはそれぞれでよく、音高は歌い手が決めることが
できた為、四線譜で事足りていた。しかし、このような世相の変化に合わせ、
四線譜から五線譜...