<明星大学通信>2021年度 PA1070 発達心理学 1単位目

閲覧数3,042
ダウンロード数49
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <課題>
    1. 発達を規定する要因として遺伝と環境があるが、それに関する考え方を4つ説明したうえで、人間の発達の特徴を「発達段階」「敏感期」「初期経験」「可塑性」の用語を用いながら述べなさい。
    2. 乳児の発達の特徴を運動機能・認知能力・学習能力・対人関係能力・情動(情緒)発達の側面から説明しなさい。

    <講評>
    おおむね理解して記述されていると思います。

    <引用・参考文献>
    『子どもの発達心理学』高橋道子、藤崎眞知代、仲真紀子、野田幸江著(新曜社、1993)
    『現代心理学入門2  発達心理学』無藤隆、久保ゆかり、遠藤利彦著(岩波書店、1995)
    『よくわかる発達心理学』無藤隆、岡本祐子、大坪治彦編著(ミネルヴァ書房、2009)
    『まなざしの誕生 赤ちゃん学革命』下條伸輔著(新曜社、2006)

    2021年度 明星大学通信教育学部 発達心理学 1単位目の合格レポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    PA1070 発達心理学 1単位目
    <課題>
    1. 発達を規定する要因として遺伝と環境があるが、それに関する考え方を4つ説明したうえで、人間の発達の特徴を「発達段階」「敏感期」「初期経験」「可塑性」の用語を用いながら述べなさい。
    2. 乳児の発達の特徴を運動機能・認知能力・学習能力・対人関係能力・情動(情緒)発達の側面から説明しなさい。

    1. 発達は遺伝によって規定されるのか、それとも環境によって環境によって影響されるのかという論争は、心理学の歴史の中で長く続いてきた。しかし、現在ではどちらか一方に重点を置いて説明するのではなく、遺伝と環境の相互作用によって発達が生じるとする考え方が当たり前となっている。以上を踏まえて、発達に関する4つの考え方について考察する。
     一つ目はワトソンが提唱した環境優位説である。環境優位説とは、人間の発達は生まれた後の経験と学習といった環境によって決まるという考え方である。彼は行動主義の立場から、後天的な学習付けが人間の発達に影響すると主張した。この環境優位説を痛烈に批判したのが、ゲゼルによる二つ目の成熟優位説である。成熟優位説とは、発達は遺伝により、生...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。