<試験問題>
全国的な教育課程の基準として学習指導要領(幼稚園は教育要領)が定められている。こうした基準の意義や運用の在り方について、国全体としての統一性と各学校の創意工夫の関係に触れながら考察しなさい。
<評価>
優
<参考文献>
『現代教育課程入門』吉冨芳正編著(明星大学出版部)
2021年 6月実施 教育課程論の科目終了試験で、優の評価を頂いた答案です。
明星大学 教育学部 教育学科 通信教育課程
2021年 6月実施 科目終了試験 PA3100 教育課程論
<評価>
優
<会場>
在宅
<試験問題>
全国的な教育課程の基準として学習指導要領(幼稚園は教育要領)が定められている。こうした基準の意義や運用の在り方について、国全体としての統一性と各学校の創意工夫の関係に触れながら考察しなさい。
<提出した解答>
我が国では、教育の目的や目標などを教育基本法や学校教育法といった法律で定めるとともに、学校教育法施行規則の規定に基づき、教育課程の基準として学習指導要領が定められている。学習指導要領は、全国的な教育課程の基準を示すものであり、学校段階ごとに、それぞれの教科等の目標や最低限教えるべき教育内容を定めている。その内容は児童生徒に確実に指導しなくてはならない。では、なぜ我が国では学習指導要領という基準があるのか。また、それをどのように運用していくのかについて、以下詳しく説明する。
学校は、公の性質を有するものである。全国的に一定の教育水準を確保し、国民には住んでいる場所に関わらず、全国どこにおいても同じ水準の教育を受けることの...