証券論レポート(近大通信)

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    資料紹介

    【内容】
    2021年度 近畿大学 3608証券論の合格判定レポートです。

    近畿大学指定教科書:外島健嗣『証券論』近畿大学通信教育部

    【設題】
    ①信用取引とはどのような機能があるか、またなぜそれが導入されたのかについて述べよ。また信用取引にはどのようなリスクがあるのかについて説明せよ。
    ②株式投資尺度について説明せよ。また同業種・同規模でかつ成長力は同じであるA,B社について、下記のデータより各々の配当利回り、PER、PBRを求め、どちらに投資する方が適切なのかその理由を説明せよ

    【教授からのレポート判定】合格

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    科目コード 3608 証券論
    設題1:信用取引とはどのような機能があるか、またなぜそれが導入されたのかについて
    述べよ。また信用取引にはどのようなリスクがあるのかについて説明せよ。(2,000 字)
    ① 信用取引の機能について
    信用取引とは、証券会社が顧客に信用を供与して行う取引のことである。買い方は、株
    式の買付に必要な代金を証券会社から借りて株式を購入し、売り方は、売付に必要な株式
    を証券会社から借りて株式を売却する。
    信用取引の機能について、1 つ目に、「投資家に自己資金を上回る取引を可能にする」こ
    とが挙げられる。本来であれば、株式の売買を行う際には、買い付けなら購入金額の全額、
    売り付けなら手元に株券を持っていなければならないが、信用取引を利用することで、少
    ない資金や株券などを担保として差し入れるだけで、証券会社が信用を供与してくれるこ
    とになる。具体的には、取引金額の3割以上を委託保証金として差し入れる。委託保証金
    は現金以外にも、株式や公社債なども差し入れることが可能である。この委託保証金を担
    保に、証券会社が買付代金または売付株券を貸し付けてくれる。
    2つ目...

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