教育心理学の理念と概念を踏まえた学習意欲を高める関わり

閲覧数2,019
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【姫路大学合格レポート】教育心理学 設題1
     こどもが学習欲をなくしてしまうときの要因として考えられることを、教育心理学の理論や概念から3つとりあげ、それを用いて説明しなさい。また、各要因に対して、子どもの学習意欲を高めるためにはどのような関りを行う事が有効かも述べてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    こどもが学習欲をなくしてしまうときの要因として考えられることを、教育心理学の理論や概念から3つとりあげ、それを用いて説明しなさい。また、各要因に対して、子どもの学習意欲を高めるためにはどのような関りを行う事が有効かも述べてください。

     人が何か行動を起こそうとする社会的欲求に関する心の動きを動機という。その動機に即して行動を行い、欲求を満たそうとする過程を動機付けという。ここでは「原因帰属」「学習性無力感」「自己効力感」の3つの概念について挙げる。
     原因帰属とは、出来事の原因を何に求めるのかという事である。これは本当の原因なく、その人が結果の原因を何に求めるのかが重要なのである。この時に考えた原因が事実かは不明である。ワイナーは原因帰属の考え方を教育現場に導入し、学習意欲を理論化した。原因が自分の中にある内的次元(能力・努力)、自分以外の要因である外的次元(困難度・運)、原因が安定しているか(能力・困難度)、不安定であるか(祖力・運)という二次元4要因に整理した。原因をどのように考えるのかによってその後の行動や動機付けに大きな影響を与える。成功した場合には、内的要因に原因を求めると...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。