教育哲学 第1設題 2024年 佛教大学通信 パターン2 受理

閲覧数1,693
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    教育哲学 第1設題 2024年 佛教大学通信 パターン2受理
    3200字程度指定
    レポート作成の参考にご活用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (第1設題) 近代日本におけるコメニウス受容の特質について論じてください。

     日本でコメニウスが本格的に知られるようになったのは、明治維新以後、西洋教育学の導入のもとで教育史上の主要な人物として取り上げられてからである。1881年にアメリカのライナス・ブロケットによる『教育の歴史と進歩』がヒロビブリアス著『教育史』と題して出版され、以後、教育史文献が翻訳されたが、そこではコメニウスは近代教育の先駆者として位置づけられた。
     この時代の教員養成文献は、コメニウスの著作の日本での位置づけに影響を与えたと思われる。(『コンペレは「著作中教育家の注意を惹くに足るべき者はせいぜいただ二、三に過ぎずして、自余の著書はおおむね哲理上の幻想に馳せ、奧妙高遠にして、もっぱら宇宙万物の理を索るを主とせり」として、特に『大教授学』、『開かれた言語の扉』、『世界図絵』に焦点をあてた。』テキスト278頁)『大教授学』については、教育上の主義理論および学校の組織上に関する意見としている。この書はロックやルソーの著作と並んで、注目すべき文献とされている。
     翻訳にやや遅れて、日本人によるコメニウスの紹介も行われる...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。