相談援助の理論と方法 エンパワメントアプローチ・ナラティブアプローチ・認知アプローチについて

閲覧数3,567
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    S評価のレポートです。1627文字

    【設題】 「エンパワメントアプローチ」「ナラティブアプローチ」「認知アプローチ」の概要について、①起源と基盤的理論②適用対象・適用課題③支援の焦点を中心にまとめてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    エンパワメントアプローチは、ソロモンが1976年の「黒人のエンパワメント」とい
    う著書でこの概念を提唱しており、当時の脱近代化を目標とするポストモダニズムの流れ
    の中で、当事者の主体性の回復を掲げた障害者の権利運動やセルフヘルプ運動等の社会運
    動の影響を強く受けて今日に至っている。適用対象となるのは、加齢や疾病、障害や貧困
    などの社会的マイノリティであることを理由に抑圧された社会的弱者としてパワーレスな
    状態におかれている人々であり、その人々が抱えている課題全般が適用課題として対象と
    なる。エンパワメントアプローチによる支援展開では、クライエント自らが、おかれてい
    る否定的な抑圧状況を認識し、潜在能力に気付き、その能力を高めて抱える問題・課題に
    対処していくことと、抑圧状況を作り出している構造要因を変革することに焦点を当てら
    れている。このアプローチでは、アセスメントを行ない、支援目標設定・支援計画立案、
    インターベンション、モニタリング、評価、終結といった一連のプロセスではなく、当初
    よりミクロ・メゾ・マクロの各次元への介入、クライエントを取り巻く環境との交互作用
    を意識し、複眼的視...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。