資料紹介

算数科教育法　2024年　佛教大学通信　受理　
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課題１　算数科教育の目標（２つの立場）と評価（行為動詞含む）について、双方の関係を含めて記述し、その後、自分の視点で考察せよ（1600字程度）。

１．算数・数学教育の研究は長年にわたって続けられてきており、今日ではこの研究分野のことを「数学教育学」と呼ぶ。数学教育学の専門分野は様々なものがある。その中でも「目標」という専門分野は、数学教育学内の各研究分野においての「一般性」を追求するための核となるものである。そして、「一般性」を進展させるために重要なのが「評価」という専門分野である。「評価」を行うことで、数学教育学の各研究分野が有機的に関連し、一般性の蓄積、整理、分析が可能となる。「目標」と「評価」がしっかりと機能すれば、学校現場での算数の授業を改善させていくことにつながるといえる。以下では、算数科教育の「目標」と「評価」について掘り下げ、双方の関係について述べていく。
　算数教育の目標は、国が基準として設定しているものと、数学教育研究の立場からのものの２つに大別される。国の基準としての目標は、学習指導要領に具体化されており、学習指導要領をもとに教科書が作成されている。小学校学習指導...

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