中央大学 民法4 2020年度第1課題

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    中央大学民法法学

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    中央大学法学部通信教育課程
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    201904-1
    1.牽連関係とは
    双務契約においては、互いに対価関係にある債務がどのような関係をもっているかとい
    う点に関して、問題が生じる。
    すなわち、双務契約とは、各契約の各当事者が互いに対価的な意義を有する債務を負担
    する契約をいい、各当事者はそれぞれ、相手方に出捐を義務づけることを前提としてのみ、
    みずからも出捐することを訳する者である。このように、各当事者の債務が対価的な依存
    関係にあるため、一方の債務と他方の債務との関係が問題となるわけである。
    このような関係のことを、牽連関係という。
    2. 牽連関係が問題となる場面と制度
    牽連関係は一方の債務が成立しない時に、他方もまた成立しないのかという成立上の牽
    連関係、一方の債務を履行する時に、他方と同時履行となるのかという履行上の牽連関係、
    一方の債務が消滅した時に、他方の債務もまたしょうめつするのかという存続上の牽連会
    の 3 つの場面で問題となる。
    a. 成立上の牽連関係
    成立段階における端渓では、契約の成立時に一方...

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