<課題>
1. 発達障害のある子どもを通常学級においてどのように理解し支援したらよいか。自閉症スペクトラム障害、ADHD、学習障害のなかの1つを取り上げ、障害のメカニズムと支援について述べなさい。
2. 「いじめ」「不登校」「障害のある、あるいはそれを疑う子どもの保護者への支援」「困った保護者への支援」の問題のうち、いずれか1つを選んで、その考え方と支援の方法を述べなさい。
※本レポートは、課題1に「学習障害」、課題2に「不登校」について論述したものです。
<講評>
課題の設問に、概ね解答されていましたので、本レポートは合格です。
参考文献:『教師のためのカウンセリング・ワークブック』菅野純著、2001(金子書房)
『教師のための教育相談 日常から子供に向き合うインクルーシブな発達支援』西本絹子著、2018 (萌文書林)
『教員と教員になりたい人のための特別支援教育のテキスト』小林倫代編著、2019(学研教育みらい)
『やわらかアカデミズム・わかるシリーズよくわかる教育相談』春日井敏之、伊藤美奈子編著、2011 (ミネルヴァ書房) p.46, 100, 130
2021年度 明星大学通信教育学部 教育相談の基礎と方法 2単位目の合格レポートです。
PA3140 教育相談の基礎と方法 2単位目
<課題>
1. 発達障害のある子どもを通常学級においてどのように理解し支援したらよいか。自閉症スペクトラム障害、ADHD、学習障害のなかの1つを取り上げ、障害のメカニズムと支援について述べなさい。
2. 「いじめ」「不登校」「障害のある、あるいはそれを疑う子どもの保護者への支援」「困った保護者への支援」の問題のうち、いずれか1つを選んで、その考え方と支援の方法を述べなさい。
1. 学習障害とは、知的発達に遅れはないが、読みや書き、計算など特定のものの習得が他のものよりも困難を示す状態を指し、中枢神経系に何らかの機能障害があることが原因と推定される。この学習障害の特徴は、読むことや書くことをあまりしない幼少期には気付くことが難しいため、他の発達障害に比べ判断が遅れることが多い。また、薬や手術では治すことができないため、一人ひとりの子供にあった学習支援をすることが大切である。学習障害を持つ子供は、一つの教科が苦手になるのではなく、他の教科にも影響を及ぼす。例えば、読字障害を持つ子供は、国語の教科書を読むときだけではなく、算数の文章題などにも困...