閲覧ありがとうございます。
2020年に提出したレポートで、講評は良くまとめられていると頂きました。一発合格です。
どうぞ皆様の参考になりますように。
1.生活科の学習指導について工夫したい方法、留意すべき事項を自分の視点でまとめよ。
生活科は児童の自発性や能動性を、直接体験によって学ぶ教科である。そのため、教師指導の一斉授業は適切ではない。教師は援助者として成長過程を見守り、そのよさや可能性などを生かし高め、豊かにしていくことを支援するという指導観を持つ。また、その“支援”とは児童の活動を放任したり、何もせずに見守ったりすることではなく、児童の“願い-実現活動”、“為すことによる学習”が実現されるように、いろいろと手を尽くすといった支援の方法を指している。すなわち、生活科の授業は児童主体の「問題解決学習」の方法を基に、展開することが求められている。活動や体験から何かを学べるように、問題解決学習の手順に配慮や工夫を加える必要がある。
問題解決学習の手順は、次の通りである。【問題的場面】児童が問題と感じ、解決しなければならない課題を設定する。それだけでなく、児童が知りたいという欲求や願望を含める必要がある。普段の児童の様子から課題を取り上げる必要があるだろう。また、アンケートや話し合いによって、児童の興味を探ることも考えられるだろう...