佛教大学 教育原論設題1のレポートです。※参考程度にお使いください。丸写し、転用はしないようにしてください。厳しい処分となります
学校の歴史を概観したうえで、今日における学校を取り巻く課題について論じてください。
学校の歴史として、最古の都市文明までさかのぼるのだが、教育機会は一部の階層の子弟に限られたものである時代が長く続いていた。それから、トマス・モアやマルティ・ルターは教育の保証や子どもを学校に通わせる必要性を説き、多くの学校が設立されていった。コメニクスは「あらゆる者に、あらゆることを、あらゆる側面から教授する」と論じた。つまり、コメニクスは全人類が教育を受けるべきであるということを説いている。コメニクスはそれに加え「内部の欠如に対して本質そのものがあまり助けることが出来ない所では、外部の大きな補助がより一層必要なのだ:としており、障がい者にこそ教育の機会が必要であると説いた。ゴータ公国では1642年に教育令が出されている。
18世紀ごろには国民国家の成立に伴い、学校教育の普及が意識され始めた。ルソーはこれまでの教育では父親が教育の役割を担っていたが、国家がその代わりに教育を担うと説いた。それにより、親は国家に教育を委ねることが必要となり、国家は国民の形成を図ることが可能となった。ニコラ・ド・コンドル...