日大通信 イギリス文学史I 課題2 選択1

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    資料紹介

    日本大学通信教育部
    2019~2022年度 リポート課題集

     次の中から 1 問を選択し,番号に必ず〇印を付けて答えなさい。論述は日本語で述べ,固有名詞と作品名は英語(人名は初出は full name)で書き,作品名には下線を引くこと。
    1  文芸復興時代(16 世紀)の英文学において,代表的な詩人 2 名,散文作家 2 名,劇作家 1 名を取り上げて,彼らの生涯,代表作および文学史上の重要性を論述しなさい。
    2  17 世紀英文学において代表的な作家 2 人,18 世紀英文学において代表的な作家 2 名を取り上げて,彼らの生涯,代表作および文学史上の重要性を論述しなさい。

    ※このレポートは1を選択しています(文芸復興時代(16 世紀)の英文学について)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ソネットの爆発的人気を作った Edmund Spenserは、1552 年に生まれ、ケン
    ブリッジ大学に奨学生として入学し、ラテン、ギリシア、フランス、イタリアの
    諸語を修め、Earl of Leicesterの庇護のもと文筆に専念するようになる。
    1579 年に Spenserは、古い異国語を用いた技巧的な牧歌集 The Shepheardes
    Calenderを出版し、この処女詩集は、全ヨーロッパ文学の中で人気を博した。
    1580 年には、アイルランド総督 Arthur Greyの秘書として渡るが、その後は反
    乱に巻き込まれ、1599 年に逃亡先のロンドンで窮困のうちに亡くなった。
    彼の傑作と言われるのが、Elizabeth I への賛美をこめて書いた長編物語詩、
    Feaerie Queeneである。これは、1579 年から 20 年かけて創作されたが、遂に
    完成することはなかった。これは、単なるロマンスではなく教訓的寓意物語であ
    る。例えば、第 1 巻は、神聖の寓意である騎士が悪龍を退治して、真理の寓意
    の処女と結婚する話となっている。
    Spenserの詩は、情熱的、抒情...

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