明星大学通信教育部、教職入門の1単位目合格レポートです。
【1単位目の課題】
1.教員養成の歴史について論述せよ
2.教職の専門性について論述せよ
【参考文献】
教職入門 専門性の探究・実践力の錬成 青木秀雄 著(明星大学出版部)
第2版 教職入門 青木秀雄 著(明星大学出版部)
【注意】
このレポートをそのまま利用しても、必ず合格できるとは限りません。
極まれに、コピーやスキャンをして、内容の被りがないかをチェックする教員もいるようですので、そのまま利用するのではなく、自分の考えの部分だけを書き換えたり、言い回しを変えるなどして対策することをお勧めします。
サポート作成、非常に大変だとは思いますが、頑張ってください。
今後も、このようにしてレポートをアップしていきますので、是非ご利用下さい。
1.教員養成の歴史について論述せよ
日本の近代学校制度は明治5年の「学制」に始まる。
全国を8大学区に分け、1つの大学区に32の中学区があり、1つの中学区に210の小学区が制定された。近代的な教育方法を学ぶ師範学校が東京都に設立される。明治6年から7年にかけて各大学区に官立師範学校が設立された。また、明治5年に設立された東京の師範学校の卒業生が官立師範学校の教員となった。明治12年には「教育令」が公布され学区制が廃止され、明治13年に「改正教育令」で各都道府県に師範学校を設置することが義務化された。明治14年には「師範学校教則大網」の制定によって、教員養成が明確化された。明治19年になると、森有礼が教育改革を行い「教育令」を廃止して「学校令」を交付した。師範学校令で師範学校は、尋常師範学校と高等師範学校に分けられ、尋常師範学校は各府県に1校が原則とされた。明治30年になると「師範学校令」が廃止され「師範教育令」が制定された。明治33年に「教育免許令」と「教員検定ニ関する規定」により試験や成績優秀者から免許状を授与する仕組みとなった。昭和16年には「国民学校令」によって、小学校が国民学...