日大通信 民法Ⅳ 2019~22年度 課題2の合格リポートです。
丸写しなどは避けて、あくまで参考程度とし、ご使用は自己責任でお願いいたします。リポート作成、がんばってください。
【日大通信】民法Ⅳ(K30300)課題2 合格リポート【2019~2022年度】
<課題>
次の2問すべてについて答えなさい。
1 委任と請負との異同について述べたうえで、委任の効力について概観しなさい。
2 (一般的な)不法行為の成立要件を4つ挙げ、それらについて述べなさい。さらに、それに関連して、不法行為の成立を阻却する事由について述べなさい。
<ポイント>
1 委任と請負とはいかなる契約なのかという基礎的な知識を問うている。テキストをよく読み、順を追ってバランスよく丁寧に論じてほしい。
2 不法行為の基礎的な知識を第一問と同様、問うている。該当するテキストの箇所をよく読み基礎的なことから順を追って丁寧にまとめてほしい。
〈キーワード〉
1 委任と請負の異同、委任の効力(受任者の義務、委任者の義務)
2 不法行為の成立要件(民法709条)、責任能力、正当防衛
1.まず、委任とは、当事者の一方(委任者)が法律行為をすることを相手方(受任者)に委託し、受任者がこれを承諾により、その効力を生ずる契約である(643条)。また、法律行為以外の事務を委託する場合を準委任として、委任...