教育原論 教育の思想 分冊1 日大通信 0901 0904

閲覧数1,560
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日大通信「教育原論(教育の思想)」の合格レポートです。
    (平成25~27年)
    参考資料にしてください。
    設問 ペスタロッチの『隠者の夕暮れ』を読んで、ペスタロッチの人間観、教育観について述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設問 ペスタロッチの『隠者の夕暮れ』を読んで、ペスタロッチの人間観、教育観について述べよ。

    ペスタロッチはスイスの教育家であり、「民衆教育の父」と言われる人物である。彼は1746年チューチッヒに医師の子として生まれた。5歳の時に父親を亡くし、母子家庭となったが、母と家政婦から愛情を注がれ、慈愛に恵まれながら育った。彼は大学卒業後、政治団体に入り、仲間と政治批判文書を公表したため、禁固刑に処せられる。その後、人生の方向を転換した彼は、チューリッヒ近郊のノイホーフで農園経営に乗り出すが、失敗に終わる。しかし、1774年、この農園を転用し、付近に住む貧しくて教育を受けることができない子供達のための学校を開く。そこでは子供達に労働体験を奨励し、彼らの自立を助けることを教育の一環として行った。この学校は財政問題等のために、6年ほどで閉鎖となるが、ノイホーフで行った貧児院での教育体験に基づいて、彼の最初の著書『隠者の夕暮』は執筆された。この著書こそ、彼の人間観・教育観を論じる上での原点と言える。
     彼の人間観・教育観の基礎は、本著の最初の一文にある「王座の上にあっても木の葉の屋根の陰にあっても互...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。