日大通信 2019〜2022年度 美術史 分冊1 合格レポート

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    資料紹介

    日大通信 2019年〜2022年度 美術史 分冊1 合格レポート

    当レポートは2019年に合格したものです。
    あくまで参考程度としてお使い下さい。
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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    美術史分冊1

    平安時代前期、空海によって唐から密教がもたらされると日本でも密教美術の制作がはじまった。密教彫刻と密教絵画について作例をあげて述べなさい。

    〈ポイント〉
    平安時代になると最澄と空海が新しい仏教を求めて唐へ渡り、空海は最新の密教を学んで密教経典や 曼荼羅などを日本へ持ち帰りました。空海を始まり として平安時代に制作された密教彫刻や密教絵画に ついて作例をあげて述べること。

    〈キーワード〉 空海、唐、曼荼羅

     延歴二十三年(八〇四年)第十六次遣唐使一行として還学生最澄、留学生空海が唐に渡った。最澄は仏典を収集して一年後に帰国。一方、空海は長安に入り当時密教の中心人物であった青龍寺・東塔院の恵果に会い、その才能を見込まれたのか、空海の予備知識と情報収集の成果は別として結果、恵果から大乗真言密教のすべてを伝授された。恵果によると『大日経』と『金剛頂経』を基にして雑密と大乗仏教を合体させ、呪法から宇宙の究極の価値まで説き明かした宗教体系を作り上げた。
    そしてそれを図画化したのが両海(胎蔵界・金剛界)曼茶羅であった。恵果はわずか一年程で空海に伝授した後入滅する。中国での...

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