<課題>
1. 自分が情報通信機器やデジタル教材を活用しながら、授業を展開する際には、どのようなことに配慮するか考察しなさい。
2. 我が国の教育方法の歴史をまとめた上で、今後の課題を整理せよ。
<講評>
1. 具体的な面からも、検討が進められています。
2. 教育方法の流れについて、理解が得られました。ここ数年の動向も視野に入れている様子です。
<参考文献>
『第2版 教育方法の理論と実践』小川哲生、菱山覚一郎著(明星大学出版部、2019)
2021年に入ってから提出し、合格を頂いた最新のレポートです。私は幼稚園教諭免許の取得を目指しているので、課題1では幼稚園での具体例を交えながら書きました。
<課題>
1. 自分が情報通信機器やデジタル教材を活用しながら、授業を展開する際には、どのようなことに配慮するか考察しなさい。
2. 我が国の教育方法の歴史をまとめた上で、今後の課題を整理せよ。
1.今回このレポートでは、幼稚園で情報通信機器やデジタル教材を用いて授業を展開する場合について考察する。
正直、幼児教育においてデジタル教材を活用するのは、あまり賛成できない。なぜなら、幼児教育では小学校とは違い、主に「遊び」を通して様々なことを創㐀し、感じ、そして学ぶからである。例えば、ごっこ遊びは子供達自身が役になりきり、自分の発言や相手に対する返事、振る舞いなどを考えなくてはならないため、創㐀性や柔軟性が育つだろう。泥んこ遊びをすれば、泥や水に触れることにより、五感が育ち、感性を磨くことができる。タブレットを利用して絵を描くこともできるが、クレヨンを使えば服を汚して、保護者から怒られることを覚え、強く握れば折れてしまうため、物を大切に使う練習にもなり、子供達にとっては 1 つ 1 つが勉強なのである。
これらの遊びから得たこと、そして得た経験は情報通信機器とは引き換えることが難しい。それ...