日大通信 2019〜2022年度 考古学概説 分冊2 合格レポート

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    資料紹介

    日大通信 2019年〜2022年度 考古学概説 分冊2 合格レポート

    当レポートは2019年に合格したものです。
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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    弥生時代の墳丘墓と古墳時代の違いについて説明し、古墳時代がいつから始まるか書きなさい。

    <ポイント>
    時代区分の基準について学び、諸説ある古墳時代の開始のうち、最新の考え方を知る。

    <キーワード>
    前方後円形墳丘墓、前方後円墳、纏向型前方後円墳、箸墓古墳

    1弥生・古墳時代の始まりと終わり
    弥生時代の始まりは紀元前十世紀~五世紀頃であった。弥生時代から古墳時代への移行は紀元後の三世紀始めから中ごろ、古墳時代の終わりは六世紀末~七世紀初めごろである。
    弥生時代の墳丘墓は地域ごとに個性的な形状で作られていたのに対し、古墳時代は前方後円墳をはじめとする画一的な古墳のスタイルが生まれて普遍化し、本州諸島のほぼ全域に広まって分布した。したがって前方後円墳の出現と消滅を指標として古墳時代の始まりと終わりが定められる。
    2弥生墳丘墓
    山陰や北陸地方では方丘の四隅を張り出させ、石を張った四隅突出型墳丘墓や長方形の墳丘墓が作られた。それらの埋葬施設では特殊壺・特殊器台・高杯・把手付短頸壺が出土している。
    東海から南関東地方では方形周溝墓や、前方後方形墳丘墓が作られた。
    瀬戸内海沿岸と中部高地~北関東...

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