設題:教育心理学的視点は、学校教育、家庭教育、社会教育においてどのように活用することができるか。に関する課題についてまとめました。 評価:A評価をいただきました。参考資料としてご活用ください。
教育心理学的視点は、学校教育、家庭教育、社会教育においてどのように活用することができるか、自らの経験を踏まえて論ぜよ。
【序論】わたしは現在、病院に勤務をしており、そこでは理学療法士の実習生を指導する立場にある。その時に、実習を受けに来る学生すべてが高いやる気をもって臨床実習に臨んでいるわけではない、ということを良く経験する。そもそも、大学や専門学校などの高等教育は、義務教育と違い少なくとも自らの意思で望んで入学し学んでいると言える。確かに、自ら望んで入学しているとは言え、学校生活においてはある程度の決まり事や課題提出などのやらされている感、やりたくないことをやらなくてはいけないという義務感などが生じてきてしまうため、高いやる気を維持することは難しいこともあると言える。しかし、臨床実習においては自らが何を行うか主体的に決定し、やりたいと考えることを指導者と相談しながら進めていく必要がある。そのため、実習場面において高いやる気を発揮できないことは、学生にとっても指導者にとっても望ましくないものであると言える。心理学においてやる気とは、外発的動機付けまたは内発的動機付けと呼ぶ。これは、...