社会思想 Aスミス『国富論』における分業論と価値論

閲覧数2,572
ダウンロード数1
履歴確認


ハッピーキャンパスアップロードはAdobe Flash Player ver.9 以上から利用可能です。

Flash Playerを設置してください。

ノンプルレシビューアを見る。

  • 1
  • 2

  • ページ数 : 2ページ
  • 会員880円 | 非会員1,056円

資料紹介

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

Aスミスの分業論と価値論について論述してください。

「国富論」は1776年に発表されたアダム・スミス(1723―1790)の著作である。この序論においてスミスは、未開社会と文明社会の豊かさの比較をし、文明社会の優位性を述べている。未開社会では、労働に耐えることのできる者はだれでも労働をして、生活の必需品と便益品を供給しようとしているが、人々はみじめなほど貧しい。これに対し文明社会は、労働をする人々が少ないにもかかわらず豊かである。「国富論」はこの文明の豊かさの秘密を明らかにすることを課題としている。文明社会の豊かさとは、具体的には生活の必需品と便益品とが人々に数多く供給されていることをさす。その豊かさの秘密は労働の生産諸力における最大の改善があり、スミスによると「分業の結果」であるという。労働の生産諸力における最大の改善が実現されたのは、文明社会が分業社会であったことにその原因がある。分業とは、「さまざまな作業の適切な分割と結合」をいう。分業社会とは、分割された労働を担う自由な諸個人が社会的に結合されている状態をいう。そしてスミスによると、分業社会を形成することが、文明社会の行き詰ま...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。