大学の本授業を受けるにあたり、ベトナムの地誌に要点を絞って取り組んできたレポートです。書籍をよく読んでいることが伺えるようなまとめ方として高く評価を受けました。「S評価」です。そのまま引用せず、作り方をご参考してください。
テーマ
テキストの3東南アジアを読んで学修した後に、『ベトナムの地誌』について具体的に説明しなさい。なお、テキストには事例がないので、地図・グラフ・表などはテキスト以外の参考文献を活用しても構わない。
1、ベトナムの地域的特徴と人口をみる
ベトナムはインドシナ半島の東側に位置しており、東西約 600 ㎞、南北約 1650 ㎞に及ぶ細長い本土と南シナ海の南沙諸島や西沙諸島などの群島からなることが地図帳から読み取れる。(ARC、2019)によると国土の 73%が山地で形成され、平野部は北部の紅河デルタや南部のメコンデルタ周辺部、海岸線に沿ってわずかに広がっている。本土から離れた領土としてホーチミンから約 600 ㎞の東、南シナ海に浮かぶチュオンサ群島(スプラトリー諸島、南沙諸島)とダナンの約 400 ㎞東ホアンサ群島(パラセル諸島、西沙諸島)の領有権を主張している。ベトナム最大の島は最西端の領土となるシャム湾にうかぶフーコック島であることが把握できる。また(国際、2019)では、紅河デルタ、北部内陸・山間地域、北中部・中部沿岸地域、中部高原、 南東部、メコン川デルタの 6 地域に分けら...