明星大学 通信教育部 初等図画工作科 2単位目 PB3040 2020作成

閲覧数2,162
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【課題】
    1、テキスト内の第5章「子どもの成長発達とその表現」を読み、表現及び指導について、各学年の違いを軸に500字程度で要約しなさい。その上で、「私の住む街」というテーマの「絵に表す」題材を考え、地域名と学年を明記し、「どのような点で子どもの発達を考慮したか」の記述を含め、授業の概略を500字程度で述べなさい。
    2、テキスト内の「図画工作科の評価」(第4章)を読み、「5 評価の観点と評価基準の作成」の内の「(1)評価の観点とその趣旨」の①~⑤までを500字程度で要約し、教育評価の必要性について、自身の経験を含め、500字程度で私見を述べなさい。

    【講評】
    1,2それぞれ丁寧に考察し、回答されています。1の題材の題材名は意欲を高められそうですね。

    2020年に作成し一発で合格したレポートです。1単位目を作成したことで、テキストを楽に読むことができ、題材もすぐに思いつくことができたので、1単位目よりも早く作成できました。課題が細かく分かれているので、テキストを読み込む時間のない方等、ぜひ参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1) 図画工作科における各学年の表現および指導について以下に述べる。
    低学年は見通しをもって活動に取り組むというより、試行錯誤をしながら活動をする。それに対して教師は、子どもの主体性を尊重し支援する立場に立つ必要がある。子どもが安心して活動できるように、否定的・指示的な指導は極力控えて、共感的な評価をすることが望ましい。
    中学年においては、繰り返す作業ができるようになり、構成力がつくような活動が望ましい。繰り返しの活動から変化をつくり、意味づけするような指導の構想が求められる。そのようにして作り出したものを、子どもたちがお互いに、表現方法や感じ方の違いに着目し認め合うことができるように指導を工夫することが理想的である。
    高学年になると、ものを作る能力や思考能力が発達する一方で、自分の感じたものと表現したもののギャップを感じるようにもなる。そうした精神的な抵抗を乗り越えながら、活動していくことに喜びを感じられるように、支援・配慮をしなくてはならない。また。活動の対象となるものを、多面的・客観的に捉えるといった指導をすることや、能動的に自らができる表現に注力できるような指導が望ましい。
    ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。