明星大学 通信教育部 初等社会科教育法 2単位目 PB2120

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    資料紹介

    【課題】
    1、初等社会科の授業づくりに関して、児童が目標の実現に迫る学習活動の構想はどうであればよいか具体的に論じなさい。
    2、初等社会科の授業における「教師の主たる問い」と「児童の学習状況の評価」のあり方について具体的に論じなさい。
    【講評】
    1、実際の授業側からもアプローチしておけばより深い理解が得られると思います。
    2、問いと評価の対応も十分に整理しておきたいですね。

    2020年に作成し一発で合格したレポートです。教本の対象範囲が広くまとめるのに苦労しましたが、その分完成度は十分かと思います。お時間ない方など、ぜひご参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1) 学習活動には調べる・話し合う・まとめるなどの活動があるが、児童がこれらの学習活動において目標の実現に迫るためには、どのような構想であればよいか以下に述べる。
     どの活動においても共通事項としなければならないことが、活動の目的を明確化し構造的に書くことである。
     調べる活動においては、必要な情報を集める活動と読み取る活動に分けることができる。どちらの活動においても、資料を使うのか、コンピューターを活用するのかといった方法を明示することが、調べる活動を具体的に構想することになる。この調べる活動で大切なこととは、明示された方法を通して、問題解決に必要な社会的事象に関する情報を集めるまたは読み取るという構造を意識して構想することである。
     話し合う活動においては、ただ漠然と題材について話し合うということを投げかけても、子どもたちはどのように話し合えばよいのか分からず、対話の実現は難しい。その改善方法の1つとして、問いを焦点化するというものがある。単元の中で得た情報を基に、なぜ・どうやって~と、問いを焦点化することで子どもたちは立場を明確化できて意見や考えを持ちやすくなる。子どもたちが迷...

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