2020年に合格したレポートになります。
参考文献
『特別支援教育の基礎・基本』立行政法人国立特別支援教育総合研究所(ジアース教育新社)
アクティベート教育学特別支援教育』廣瀬由美子・石塚謙二編著(ミネルヴァ書房)
発達障害者支援法における発達障害の規定をまとめそ
れぞれの障害特性の概要および具体的な支援方法につ
い て 述 べ な さ い 。
発達障害者支援法によると、低年齢において自閉症、
アスペルガー症候群その他の広汎性発達障がい、学習障
がい、注意欠陥多動性障がい、その他これに類する脳機
能の障がいが発現したものが発達障がいの規定にあては
ま る 。
次に、それぞれの障がいの特性の概要とその支援方法
であるが、広汎性発達障がいである自閉症と、アスペル
ガー症候群については基本的な支援方法は同じであると
いえる。自閉症は、言葉の発達の遅れやコミュニケーシ
ョンの障がいをはじめ、対人関係や社会性の障がいをか
かえているとともに、パターン化した行動や特定のもの
への興味関心が強くこだわりを持っている特徴がある。
アスペルガー症候群は、傾向や特性は自閉症と同じであ
るが、基本的に、言葉の発達の遅れがみられないという
点に差異があり、言語発達に比べ不器用という特徴があ
る。これらの障がいを持つ子どもに対するコミュニケー
ションに関する支援として、伝える内容の要点...