明星大学 通信教育部 「障害児教育概論2」の課題レポートです。
良い講評を頂き、一発合格しました。
【課題】
〈1単位目〉
1.知的障害の定義と分類、病理型のダウン症児と生理型の軽度知的障害児の特性と配慮事項に関し、述べよ。
2.知育におけるアセスメントの重要性、教育的指導への生かし方に関し、具体例をあげて述べよ。
〈2単位目〉
1.LD,AD/HD、自閉症スペクトラム障害の各特性と教育的支援の方法に関し、概説せよ。
2.卒業後の就労支援、高等教育支援、生涯学習支援の現状と課題に関し、概説せよ。
【注意事項】
・添削者により講評が異なります。ご了承ください。
・参考資料としてのご利用を推奨しておりますため、レポートの丸写しはお控えください。
【PA2150 障害児教育概論2 1単位目+2単位目 合格レポート】
〈課題〉(1単位目)
1.知的障害の定義と分類、病理型のダウン症児と生理型の軽度知的障害児の特性と配慮事項に関し、述べよ。
〈レポート本文〉
知的機能と適応能力の能力障害である知的障害は、新たな知識や社会とともに定義が変わりつつある。アメリカ精神医学会の診断基準では、知的機能が平均よりも著しく低いこと、年齢などに見合った適応能力に様々な障害があること、発達期(18歳未満)に発症することを知的障害の定義としている。そのほか、米国知的・発達障害教会や世界保健機関による定義においても、上記の3つの基準は共通している。
知的障害は、主に障害の程度による分類・原因や発生要因による分類に分けられる。障害の程度による分類では知能検査を行い、知能指数の結果から軽度・中等度・重度・最重度に区分する。しかし、近年では知能指数のみではなく、日常生活における環境や適応行動の観察も含めて総合的に判断・解釈する方向に変わりつつある。
原因や発生要因による分類では、原因が生じたと考えられるのが出産前である先天性と、出産時や出産後早期であ...