今、犯罪の耐えない日本で監視カメラの急激な増加が問題になっている。例を挙げると、
警視庁が新宿歌舞伎町に50台もの監視カメラを設置したことがニュースで話題になっている。その他にも、いたるところに監視カメラを設置している。現代、監視カメラは店舗内を監視するのと同様に、何の問題も無いかのように安易に考えられている(小倉利丸2002:54から要約)。
確かに監視カメラがあるとわかればいつもよりも気が引き締まる思いをする。危険を冒してまで悪いこともしようとする人間はそうはいないだろう。しかし、このように「犯罪が抑制されるから便利だ」などというような簡単な理由で監視カメラをどこにでも設置していいものなのだろうか。安易に考えられている監視カメラは、これからどのような方向性を持つのだろうか。問題は、これから私たちはどのように「私たちを監視する社会」と向き合っていくかである。私たちは普段、普通に生活しているだけなのに何から何まで全ての行動を監視されてしまうようになれば、とても息苦しい社会になってしまうのではないだろうか。
インターネットで【監視カメラ】を検索してみると、インターネット販売の監視カメラ...