日本外交論レポート

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    サンフランシスコ体制の形成 (1)
    ○ 朝鮮戦争の勃発は対日講和問題にどのような影響を与えたか?
    朝鮮戦争の勃発による対日講和への影響を考える際、キーワードとなる「再軍備」「安
    全保障」が大きく関わってくると感じた。まずは、対日講和が締結されるまでの一連の流
    れを以下にまとめる。
    1945年のポツダム宣言では、日本が民主的、平和的な政府の実現に成功した際に
    は、占領軍を撤収するという内容が含まれていた。しかし、冷戦が激化し、対日講和条約
    の締結は遅延。講和条約の方法を巡っては、米ソだけでなく、米国国内でも意見が割れ
    た。国務省は政治的理由から早期講和を唱え、国防省は軍事的な理由から継続を唱えた。
    ところが朝鮮戦争勃発により、米国は早期講和の方針で一致したのである。
    一方、日本国内では国務省が対日講和条約案を発表した1949年11月、どのような
    状況にあったのか。日本国内では、ソ連・中国を含めた全連合・ 国と平和条約を締結する
    べきという「全面講和」と、冷戦の中では、一部の国との間に平和条約を締結する事もや
    むを得ないとする「単独講和」の議論が盛んになっていた。やはりここで...

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