児童期,青年期において社会的認知(社会性の発達,対人関係(親・仲間))の拡がり,自己意識などがどのように変化するかをまとめよ。
2018年度AかB判定
Z1103 教育心理学1 第 1 設題
(1)
児童期,青年期において社会的認知(社会性の発達,対人関係(親・
仲 間))の拡が り,自己 意識な どがど のよう に変 化する かをま とめよ 。
発達段階の区分は小見山栄一が提唱したものに従い,児童期は小学校
年代,青 年期 は中学 ・高校 ・大学 初期年 代 と する。
児童期には,小学校という新しい環境に飛び込むこととなる。その不
安 を解消 する ため, 子ども はまず,教師に依 存しよ うとする が,次 第に
子どもどうしの結びつき,仲間関係が心理的に占める割合が親や教師と
の 関係を 超え るよう になる 。
小学校中学年になると,ギャング・エイジと呼ばれる時期に入る。仲
間関係の中で地位や役割の分化が生じ,母親や教師への同調は低下する
反面,仲間への同調が増加していく。5~8人くらいの同性で構成される
い たずら 集団 をつくり,大 人に干 渉さ れない 自分た ちだけの 秘密やルー
ル をもち,冒 険的, 挑戦的 活動を 模索 する。 一見良 くないこ とに見 える
この活動だが,自分たちの...