2018年に合格を頂いた明星大学通信教育部小学校教員コースのレポートです。2単位セットで最安値に設定しておりますので、「どう書き始めたら良いか分からない」、「どう展開していけば良いか分からない」等、レポートでお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
[科目名]
初等教育相談の基礎と方法(PB3100)
[レポート課題]
(1単位目)
1.カウンセラーの行うカウンセリングと比較しながら教師の行う教育相談の目的・内容・特徴を整理しなさい。
2.子どもを発達的な視点から理解するとはどういうことか、および、子どもの問題行動の捉え方の2点について整
理して述べなさい。
(2単位目)
1.発達障害のある子どもを通常学級においてどのように理解し、支援したらよいか、一つの発達障害を取り上げ、述べなさい。
2.「いじめ」「不登校」「障害がある、あるいはそれを疑う子どもの保護者への支援」「困った保護者への支援」の問
題のうち、いずれか1つを選んで、その理解と支援の方法を述べなさい。
[参考文献]
『教師のための初等教育相談ー日常から子どもに向き合うインクルーシブな発達支援』西本絹子著 萌文書林 2015年
初等教育相談の基礎と方法①・②
【指定文字数…1,500 文字以上 2,250 文字以下】
【1 単位目】
1.カウンセラーの行うカウンセリングと比較しながら教師の行う教育相談の目的・内容・特徴を整理しなさい。
初めに、教育相談とは「生徒指導の一環として位置付けられるものであり、その中心的な役割を担う」(文部科学省、
2010 )、「教師が児童生徒最優先の姿勢に徹し、児童生徒の健全な成長・発達を目指し、的確に指導・支援すること」
(日本学校教育相談学会、2006)とされているが、この教育相談と似たものにスクールカウンセラー(以下 SC)の行
うカウンセリングがある。以下では両者の目的や内容、特徴についての比較を行いたい。
(1)SCによるカウンセリング
心の問題を抱える児童とその保護者に対して実施。「学校不適応やそのきざしを抱える子どもが心の健康を取り戻
し自己実現を進めるための児童支援並びに保護者・教師に対する支援」を目的とし、プレイ・セラピー等の心理
臨床的技法を用いたアプローチを行う事で解決に導く。通常、こうしたカウンセリングは、非日常性・外部性を
持たせ...