若者の乱れた言葉について
今回は若者の乱れた言葉がどのように発生し、どのように使われてきたか。発生源、起源といったことから調べていきたい。また、ゆとり教育の導入によって、若者の言葉の乱れはどう変化したかについても考えていきたい。なぜこのテーマが重要であるかというと、言語の消滅は文化の消滅へとつながるため、このまま若者の乱れた言葉が共通語として普及することによって日本語が消滅し、文化の消滅へとつながるのではないかという心配があるからである。今回は本やインターネットを利用し、それに基づいて意見を述べたいと思う。
若者言葉には、テレビのコマーシャルやドラマの台詞などから流行語となって日常化したものが多くみられる。言葉を逆に言ったり、言葉を短縮したり、言葉をローマ字化してその頭文アルファベットを並べたりとわざと様々な形で若者言葉へと変化している。テレビ・ラジオ等の放送、新聞・雑誌等の出版物など様々な媒体は人々の言語生活に対して大きなかかわりを持っており、特にテレビの娯楽番組等や広告・宣伝の言葉遣いが与える影響は大きいといわれている。したがって、新聞・放送等においては、言葉遣いについて更に配慮...