【A評価】臨床心理学概論レポート 「心理療法の代表的な理論について述べよ。」 東京福祉大学

閲覧数4,270
ダウンロード数21
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    教員の高評価の所見をいただいております。 皆様のお役に立てる資料になるかと思います。レポート作成などの参考資料としてご活用ください☆

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    心理療法の代表的な理論について述べよ。

    今回のレポートでは、代表的な3つの心理療法の背景となる理論、人間の心に対する考え方、適応となる対象者、援助技法についてそれぞれ述べていく。来談者中心療法、行動療法、精神分析療法の順に述べる。
    まずは来談者中心療法の背景となる理論について述べる。ロジャーズは初め、当時の心理療法の主流であった精神分析と行動療法に疑問を持っていた。精神分析においては、解釈をする者(精神科医)とそれを拝聴する者(患者)という一方的な関係性が権威主義的である点に、行動療法においては行動至上主義的であまりにも人間を機械的に扱いすぎるという点にそれぞれ不満があった。そして1940年代に独自の方針として、心理的問題の原因や解決法を指摘するのではなく、クライエントの自己成長を促す形のアプローチをとる「非指示的カウンセリング」を打ち出した。ロジャーズはセラピーを求めて来談する人を、患者ではなく来談者=クライエントと呼んだ。すなわち、病気にかかっている人ではなく、「専門的援助を求めてやってきた人」という観点で来談者をとらえた。クライエントの自主性を重んじ、傾聴的な態度をとるという彼...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。