平成31年度姫路大学通信教育課程「臨床医科学Ⅱ」の合格済レポートです。
「虚血性心疾患について説明しなさい。」
設題1
虚血性心疾患について説明しなさい。
虚血性心疾患とは、心筋に血液を供給する冠動脈が詰まったり、狭くなることによって、心筋が虚血状態(血
液不足)に陥った時におこる病気のことである。状態によって、狭心症と心筋梗塞に大別される。
狭心症は、冠動脈が動脈硬化により狭くなり、血流が減って心筋に供給される酸素や栄養が不足する病気であ
る。胸の中央からみぞおちにかけて胸痛や、胸の圧迫感、動機や息苦しさなどが起こる。発作は一時的なもので、
冠動脈の血流が改善すれば治まる。胸痛は長くても15分程であるが、発作が長く続く場合は、冠動脈の血流が
完全に途絶えている心筋梗塞が疑われる。放散痛といって、...