日本大学通信教育部 商法Ⅰ課題2 2019~2022年度

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    本設問は問屋の典型例である証券会社が委託者の依頼により購入した株式を、委託者に
    引き渡す前に破産した場合、証券会社が保管している株式について、委託者は証券会社の
    破産管財人から保管している株式の取り戻し権があるかどうかの問いである。
    問屋の意義は「自己の名をもって他人のために物品の販売又は買入をすることを業とす
    るもの」(商 551 条)である。問屋を活用する理由として、委託者は問屋のノウハウを利
    用しつつ匿名で取引を行うことでき、経費削減と商機拡大を同時に図ることが可能である
    ということがあげられる。本設問の場合は問屋を活用する理由として、証券取引場で金融
    商品である株式の売買を行うためには、証券取引所の取引資格が必要となるため、資格を
    待たない委託者である一般顧客は証券会社に金融商品の売買を委託しているということ
    である。
    問屋の法律関係には①問屋と委託者、②問屋と相手方、③委託者と相手方の 3 つがある
    。まず①問屋と委託者の法律関係であるが、委託者は問屋に物品の売買契約という法律行
    為を委託するという委任(民 643 条)契約にあたり、商法では委託者と問屋の間において
    は民...

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