日本大学通信教育部 商法Ⅲ課題1 2019~2022年度

閲覧数1,732
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員1,210円 | 非会員1,452円

    資料紹介

    合格リポートになります。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    手形行為は一般の法律行為とは異なる概念を有している。そこで手形行為の一般的法律
    行為に対する特色について論ずる。
    手形行為の特色についてまずあげられるのは、書面行為である。書面行為とは手形上の
    権利の発生に始まり、権利の移転、行使といった証券上の意思表示において、すべて書面
    によって行われるということである。一般の法律行為であれば、これらの行為における意
    思表示の方法は原則自由であるが、手形行為に関しては書面行為によって表示されるので
    ある。例えば、手形行為における意思表示が、口頭での意思表示、書面行為の二態様あり
    、それぞれが異なる意思表示であった場合は口頭での意思表示ではなく、書面行為によっ
    て決定されるのである。このような書面行為から要式行為、無因性、文言性、独立性とい
    った特色が導かれる。以下にそれぞれを説明する。
    要式行為とは、手形行為においては一定性の形式、要式を満たしていることが必要とさ
    れていることである。その表示は、一見して手形、小切手であること、一定の金額を支払
    うべき旨、支払人名称、満期、支払地、支払いを受ける者の名称、振り出し場所と日付、
    振出人の署名が備わ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。