生理学 生命を維持するために必要な機能について述べよ

閲覧数2,320
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「生命を維持するために必要な機能(循環、呼吸、消化・吸収、排泄、内分泌・代謝系、神経系、など)について述べよ。」
    1 循環
     血液はたえず血管内を一定の方向に流れて体内を循環する。これを血液循環という。血液循環は、体循環と肺循環とに分けられる。
     ① 心臓
     心臓の拍動は、洞房結節からの興奮が、房室結節、ヒス束、右脚・左脚、プルキンエ線維にいたることにより起こる。この洞房結節からプルキンエ線維にいたる経路を刺激伝導系という。心筋の特徴は、自動興奮性があり、不応期が長く、機能的合胞体で興奮は隣接する心筋細胞に伝わるということである。
     ② 心臓の拍出量と内圧変化
     1回の心拍により心室から拍出される血液量を1回心拍出量といい、左右とも60~70mlである。毎分心拍出量は、4,900mlになる。
     内圧変化は「等容性収縮期」、「駆出期」、「等容性弛緩期」、「流入期」、「心房収縮期」の5つに区分される。
     ③ 血液の循環
     体循環は、左心室に始まり、大動脈、全身の組織、さらに大静脈を経て右心房にいたるまでの経路をいう。
     肺循環は右心室に始まり、肺動脈、肺、さらに肺静脈を経て左心房にいたるま...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。