子どもたちの運動技能習得の仕組みと効果的な習得のさせ方について考察せよ
一発合格でした。参考にしてください。
子どもたちの運動技能の習得の仕組みと効果的な習得
のさせ方を考察するにあたって、まず子供たちは運動技
能をどのような仕組みで修得していくのかについて考え
たい。一般的に運動技能は3つの段階を経て上達してい
き、上達とともに、その運動を行わせるのに必要な神経
回路が形成されると言われている。3つの段階を以下に
示 す 。
①試行錯誤の段階。運動技術を理解できていても、動
作がうまく遂行できない。たまにうまくいくだけの段階。
②意図的な調節の段階。どこに注意し、どのように修
正すればよいかがわかる。部分的技能を意識するとうま
く い く 段 階 。
③自動化の段階。運動が洗練され、意識しなくてもで
きるようになる。どのように動けばよいかが瞬時に判断
で き る 段 階 。
しかし実際の運動技能は練習量に比例して右肩上がり
に上達するような単純なものではなく、向上と停滞とを
繰り返して上達するのである。
以上のようにして、子どもたちは運動技能を修得して
い く と 考 え ら れ る 。
指導にあたっては、子どもたちの発達段階に対する配
慮も必要であ...