国語学概論 科目修得試験

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    資料紹介

    H28-29の日本大学通信 国語学概論 科目修得試験の問題と解答です。
    拙い文ですが、お役にたてば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国語学概論
    平成 28 年
    ・文体とは何か、説明しなさい。
    文体とは、文章のスタイルのことを指す。すなわち、文章の固有の性質を何らかの観点
    からとらえるものである。文体の捉え方には二種類あり、一つは文章の書き手や作品など
    の個人的な文体である。これは、森鴎外なり、夏目漱石なりの文体といったことである。
    もう一つは小説や手紙、新聞など文章のジャンルを指す文体もしくは、話し言葉や書き言
    葉といった媒体という観点からの文体、フォーマルな文体、インフォーマルな文体という
    場から見た文体である。また、「です・ます」による丁寧体と「だ」による非丁寧体が使い
    分けられている。話し言葉、書き言葉においては、日本語はこれらの乖離が著しかったが、
    明治期に起こった言文一致運動により、話し言葉と書き言葉の文体を近付けることとなっ
    た。
    ・日本国内の敬語の地域差について説明しなさい。
    日本語敬語の地域差の一つとして、身内尊敬用法がある。一例としては「お母ちゃんは、
    昨日の晩えらい遅う帰って来られました。」という文がある。「お母ちゃん」、「帰って来ら
    れました」のように、父母など身内の人間に敬語を使用...

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