2020 玉川大学通信教育部「生命と性の教育 第1分冊」
2020年のレポート課題です。 (合格済) 〈略題:性感染症の現状と対策〉
参考程度にご覧ください。
科目コード 07831 「生命と性の教育」第 1 分冊
日本における性感染症の発症件数は戦後から大幅に減
少し、近年横ばいとなっている。また近年を細かく見る
と性器クラミジア、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、
淋病においては 2000 年から 2015 年の間では 2002 年か
ら 2006 年が発症件数のピークとなり若干であるがその
後減少している。
しかし、梅毒の発症件数は近年上昇しており、特に
2010 年以降の上昇率が著しい。また女性の 10 歳から 29
歳の若年層が大半を占める(20 歳から 29 歳の割合が特
に多い)。更に 15 歳から 24 歳の女性の割合は男性を大
きく上回っている。
SDT感染の主な感染経路は性的接触が大半を占める。
その他に母子感染や血液感染があり、血液感染に関して
は劇的に減少している。また、性行為の多様化により、
性器以外にも口腔、咽頭、肛門などにも広がりを見せて
いる。更に性的接触による感染は歓楽街での遊びからの
感染が一般的と考えられていたが、性の自由化や青少年
の性衝動の早期化現象などにより、一般社会にも感染域
が拡大してきて...