実習場面を通して、自分の死生観をまとめています。またこれからの看護にどのように活かしていきたいかということも書いています。
死生観について
私は実習前の死生観のレポートにて、「死とは誰にでも平等にあり、その人にとって本当
の終わりだと考える」と述べた。しかし、今回の実習を通し、その方にとっての終わりと
はなにかを考えることができた。
私が受け持たせていただいた患者さんは認知症があり、肺がんがあるが治療もせず、予
後は穏やかに過ごしてほしいとご家族のかたは考えていらっしゃる。 A 氏は息子さん夫婦
と一緒に暮らしているが、A 氏の奥様も認知症があり、息子夫婦が介護しきれなくなり、
A 氏の食欲低下もあったことから転院目的で入院となった。毎日奥様は面会に来られ、お
仕事がお休みの日は息子様も面会に来られていた。私は...