S0842 重複障害・軽度発達障害児の指導法 設題1

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    S0842 重 複 障害 ・軽度 発達障 害児 の指導 法
    第 1 設題
    自立活動の区分・項目の中から必要な内容を選出し、重度の知的障害
    と重度の肢体不自由がある「重度・重複障害児」への具体的な指導につ
    い て述べ なさ い。
    は じめに 、重 複障害 とは視 覚障 害、聴 覚・言語障 害、運動機 能障害(肢
    体不自由)、知的障害、病弱の障害が、2つ以上併せ持った状態にある。
    自立活動は、人間としての基本的な行動を遂行するために必要な要素
    と、障害による学習上の困難を改善・克服するために必要な要素で構成
    されている。その代表的な要素である26項目を「健康の保持」、「心理
    的な安定」、「人間関係の形成」、「環境の把握」、「身体の動き」及び「コ
    ミュニケーション」の6つの区分に分類・整理されている。
    そ の中で
    「身体の動き」は、生活を支える最も基本的な単位であり、全ての行
    動は一つ一つの身体の動きにより形作られている。ここで、自立活動の
    6 つの区 分か ら「身 体の動 き」に ついて 考え ていく 。
    「身体の動き」では、肢体不自由の子どもが、より適切に...

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